ON THE ROAD~プチひきこもりの明日に架ける橋

バツ2の私が経験を元に、色々綴っています

浜田省吾ヒストリー① アルバム「生まれたところを遠く離れて」

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先日、浜田省吾さんについて、自分の想いを集約して、やっと記事にすることが出来たので(笑)

 

bluesky-18-tt.hatenablog.com

 

その勢いに乗って、新たに浜田省吾さん」のカテゴリーを設けてみました(*^▽^*)

それに伴って、このカテゴリーの更新頻度も多くなってくると思うのですが。

浜田省吾さんに興味のない方々にとっては、それは拷問でしかなく(笑)

だいぶマニアックで、オタッキー的な世界のカテゴリーでもありますので(笑)

鬱陶しく感じられる方は、遠慮せずにスルーしちゃって下さいね<(_ _*)>

 

というわけで今回から、自分の覚書にもなるよう

改めて省吾さんの歴史を振り返ってみることにしました。

 

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省吾さんがプロの世界に入ったキッカケは、同じ広島出身で地元で交流のあった吉田拓郎さんから

オーディションを受けて、いきなりデビューするよりも、まずはバックバンドをしてみないか?と誘われて

1年間バックバンドを務めたことが音楽界入りするキッカケでした。

その時にプロのステージを経験したことは、きっと大きな糧になっていたと思うんですが

その後、共にバックバンドを務めていたメンバー4人で

愛奴(あいど)」という名のバンドで、メジャーデビューしたんですね。

そのメンバーの中には、今も良きバディーのような存在になっていて

省吾さんのライブには欠かせない、公私ともに省吾さんを支えてくれているギターリストの町支寛二さん

省吾さんがホリプロをやめたのちに、起ち上げた今の個人事務所の社長を務めている高橋信彦さんがベース担当として在籍していました。

ちなみに、省吾さんはドラムを担当していたんです!

あまり、ドラムというイメージがないですけれどね(^-^;b

 

そんな風に一度は、バンドデビューしたものの

段々とメンバーの間で音楽性の違いが出てきてしまい、このままダラダラ続けても良くないと考えて、潔く解散してそれぞれの道を歩み始めたました。

 

省吾さんは、もともとビートルズや、ボブ・ディランジャクソン・ブラウンから影響を受けて、音楽の世界で生きることに憧れ

ロックミュージックをやっていきたいと思っていたので

ソロのロックミュージシャンとして、デビューすることを決めたんです。

 

そして

シングル「路地裏の少年」

アルバム「生まれたところを遠く離れて」でソロデビューしました。

 

 

路地裏の少年(1976)

路地裏の少年(1976)

 

   

路地裏の少年 (1976)

路地裏の少年 (1976)

  • 浜田 省吾
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

生まれたところを遠く離れて(1976)

生まれたところを遠く離れて(1976)

 

 

生まれたところを遠く離れて (1976)

生まれたところを遠く離れて (1976)

  • 浜田 省吾
  • ロック
  • provided courtesy of iTunes

 

「路地裏の少年」というと、いまでこそ、ある程度知られる歌になりましたけれど

最初は鳴かず飛ばずで、意気揚々と勇んでデビューしたものの

出鼻をくじかれた状態になってしまったんですよね。

省吾さんの自伝的な歌で、歌詞を聞いているだけで、その光景が手に取るように伝わってくる良い歌ではあるのに。

その後、時を経てから評価されるようになりましたけれどね(*^。^*)b

今では、必ずライブで歌われている歌でもあります。

ここが省吾さんの原点でもありますしね!

 

 

このアルバムじたいも、省吾さん自身が粋がり過ぎているのがわかる感じで

つっぱった歌い方をしていて、荒々しさを全面に出しているんですが

それとはギャップのあるセンチメンタルなバラードもあったりして

感情が一定しない世界観に、省吾さんの若さや青さを感じ取ることができます。

 

おそらく、省吾さんのアルバムの中で

このアルバムだけが、一瞬異色に聞こえるアルバムかもしれません。

 

私は、このアルバムを初めて聞いた時は、少し苦手だなと感じて(;'∀')

あまり聞いていなかったんですよねぇ。

省吾さんのロックに対する熱い想いを知っていくうちに、聞けるようになったんです。

ある意味、生きることってロックなんだなぁ~っと感じさせられたアルバムでした。

 

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アルバム収録曲は

  1. 路地裏の少年
  2. 青春の絆
  3. 朝からごきげん
  4. 雨上がりのぶるーす
  5. 悲しい夜
  6. 街角の天使
  7. 壁にむかって
  8. HIGHSCHOOL ROCK&ROLL
  9. 生まれたところを遠く離れて
  10. とらわれの貧しい心で

 

個人的に、このアルバムの中で、良いなと思う曲は

  • 路地裏の少年
  • 悲しい夜
  • 壁にむかって
  • 生まれたところを遠く離れて
  • とらわれの貧しい心で

 

 そして省吾さんは、このアルバムについて、こんな風に語っています。

 

これを作って本気で音楽をやる。そう思ってました。

 ファーストアルバムだけでも作れるなんてラッキーじゃないかっていう感じだったから。

あっちこっちにデモテープを持って行ったけど、ヘビーすぎて売れないとか言われて事務所も見つからなかったし。

1番思い出に残っているのが、ジャケットに足だけ写っているディレクターだった蔭山さん。

彼の情熱に支えられて、このレコードは出来たんですね。

彼は絶対と言っていいくらい僕を信じていたからね。

絶対に成功するぞ、日本に絶対こんなシンガーソングライターはいないぞって。

僕には励ましのつもりで言ってくれたのかもしれないけど、テープをレコード会社とかあっちこっちに持って回ってくれて。

このアルバムを聞く度にあらためて感謝したい人のひとりです。

彼がいなかったら、たぶん僕のデビューはなかったと思う。

 ただ、僕は当時、すごく若くてとんがってて、なぜ自分は成功しないかということばかりにとらわれていたから、その頃は感謝の気持ちが持てなかったんですね。      

 

(著書「浜田省吾事典」より)

 

 

成功したいがあまりに、感謝する気持ちも忘れていて

己の野心だけに囚われてしまう時って

やっぱり若い頃って、特にありますよね。

省吾さんにも、そんな風に自分の気持ちに余裕がなかった時もあったことが、伺えるエピソードでした。

 

ここから、まだまだ苦節時代は続くことになるんですけれどね・・・・。

そのお話は、また次に続きます(*^_^*)

 

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