ON THE ROAD~プチひきこもりの明日に架ける橋

バツ2の私が経験を元に、色々綴っています

入院設備の整っている精神病院での診察を希望する父…っと思いきや二転三転( ;∀;)💦

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昨日の話の続きになってしまうけれど…。

 

色々と気遣って下さって

元気づけていただけるコメントを下さった皆様に

とても感謝しています。

ありがとうございました<(_ _*)> 

 

bluesky-18-tt.hatenablog.com

 

あれから父は

以前通院していた精神病院に行くことを決めて

(その病院は前に長い間、私が通院していた病院でもあったんですけどね)

姉の旦那さんが、仕事の合間に車を出して

動いてくれるということになったため

一旦は、そう話がまとまったのですが

 

急に、今度は壁を叩きながら

「病院なんかに行きたくない!」

「青空と俺とは症状が違うんだから

そんな病院行っても変わらない!」

っと騒ぎ始めたらしく

その話は流れてしまったんですけれどね。

 

でも、数時間したら気が変わって

今度は私のところに連絡がきて

「ネットで、入院設備のある精神病院を探してほしい」

っと頼まれたので探したんです。

 

その病院は姉の住んでる市にある病院でもあったので

また姉に連絡したのですが

予約制ということもあり、すぐに診てもらえるとは限らないため

最初は父も

病院の待合室の椅子に座って

待ち続けるのもシンドイから

無理だとか言い始めたようなので

何とか姉が説得したら、おとなしくなって

今日病院に電話を入れて、予約しようと言うことになったんです。

 

父としては

入院できれば、他に色んな苦痛な症状が出た時に

すぐ対応してくれると思っていて

安心できると考えているみたいでね。

 

今まで、色々な病院に行って

脳も胃も腸も全て

検査も受けまくってきたんですけれど

特に異常がないのでね。

全ては精神的なものによるものなので

精神科で、その部分を

どれだけケアしていけるのか、心配ではあります。

 

 

父は自分で感情がコントロール出来なくもなっているので

すぐに気持ちが変化しやすく

何となく統合失調症になり始めてしまっているのか?

私的には思ってしまったんですけど

とりあえず、医師に診てもらうしかないかなっと言う感じです。

 

精神科って医師との相性もあるので

父が信頼できるような医師に当たれば良いんですけれどね…。

 

 

今は、そんな状態の父ですが。

もともと父は、いつも冷静沈着

普段から感情を露わにすることもなく

どちらかと言うと

母の方が短気で感情爆発する方で

父が母をなだめたり、静かに話を聞く方だったんです。

 

私も、そういう父だったので

相談したいことがあったら

冷静に話を聞いて、客観的に判断してくれる父の方に

色々アドバイスをしてもらっていたんですよ。

 

父の長い人生を思い起こすと

父は忍耐強い人で、色々と辛抱強く

頑張ってきた人でもありました。

もともと、貧しい家に生まれ育ってきているので

我慢することにも慣れていてね。

 

小さい頃から体が弱かったこともあり

福島から上京してきても

普通のサラリーマンのような仕事に就けなかったんですね。

 

なので、具合の悪い時には

休み時間の合間に寝たり出来る

婦人服の縫製の仕事に就いて

そこで、うちの母と職場で知り合い結婚して

2人で独立して、自宅で縫製業をするようになったんですけれど

 

まぁ、そんなに稼げる仕事でもなかったようなので

生活は貧しいままだったんですけどね。

 

安い平屋を借りて仕事をしてましたけれど

老朽化してるということで

大家さんが土地を売ることにしたらしく

立ち退きを迫られてしまい

他にアパートを探したようですけど

民間の賃貸のアパートなどでは

仕事上必要な壁や天井に釘が打てないこともあり

縫製業が続けられないのは困るということもあって

無理しても家を買い、必死でローンも支払ったりして生きてきたんです。

 

安定している仕事というわけではないので

景気に左右されて

経済的に追い込まれることも、何度もありました。

 

その心労もあり狭心症を患ったり

眼底出血を起こしたりしながらも

本当に耐えて耐えて、頑張り続けて来た人だったんですね。

 

そして家のローンもギリギリで支払い終えた時に

心臓の方が耐えられなくなり

手術するまでに至ったんですけれど。

 

長いこと耐えてきた反動でもあるんでしょうね。

そこに、心不全を起こしたことや

ICUに入った際に体を拘束され続けたことで

受けたストレスも重なって

現在の父の姿になってしまった感じでした。

 

昔は大きく見えていた父の姿が

とても小さく見えて

子供に返っていくような様子を見ていると

何とも言えない気分になるんですけれどね…。

 

 

考えてみると

父は理屈屋でもあり、理論立てて説明を受けないと

納得も出来ないタイプでもあるし

自分自身、理論が伝わらない人に対して

イライラするんだと感じます。

おそらく、そういう人は精神疾患にもなりやすいのかもしれませんね。

 

父の家系には、精神疾患で入院したままの人も数名いて

そういう家系でもあったりして。

 

そういえば…。 

日本の有名な文豪や詩人たち

芥川龍之介夏目漱石太宰治川端康成中原中也

理論的な文章を綴る方々が多かったですけど

精神病を発症された方々も多いですよね。

 

とにかく、診察日が決まって

父の希望する方向に進めていけて

父が納得しながら

精神的に穏やかになれるのであれば良いかなぁっと思っています。

 

追記

結局、予約を取ろうとしたら

診察受けれるのが1カ月先になるということで

もし入院できずに通院することになったら

通いきれない不安も出てきたようで

 

母と二人で

もう少し家から近くにある個人でやっている精神科を

電話帳で調べて行って、診てもらったそうでしたΣ(・ω・ノ)ノ!

そして抗うつ剤を処方してもらったら

胃の痛みも和らいだようで

今じゃ、安心してケロっとしているようでした。

 

あれほど、自力じゃ病院に行けないと言っていたけれど…。

切羽詰まった気持ちに駆られると動けたようでした。

 

とりあえず、抗うつ剤を飲むことで安定するのであれば

それで父の不安は治まるのだろうし

このまま様子をみてみようと、家族で話し合っているところです。

 

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