ON THE ROAD~プチひきこもりの明日に架ける橋

バツ2の私が経験を元に、色々綴っています

自律神経の乱れが父の冷静さを失わせる出口の見えない長いトンネルの中で思うこと

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ここ数日、また父の胃の調子が悪くて

その対応のため母や姉と話し合ったり

病院に行ってきたりしていました。

 

父の様子について、以前↓のように綴りましたけれど

 

bluesky-18-tt.hatenablog.com

 

その後、また急激な胃の痛みに襲われて

夜間に救急車を呼んで、病院に行ったんですけれど

診察を受けても異常が見当たらず

逆に「何で、こんなんで急患で来たの?

これなら昼間の外来を受診して下さい」と言われてしまって

そんなこと言われても、耐えられない程の痛みを感じたから来たわけで…。

っという感じだったんです(-_-メ)

 

病院の対応も、そんな調子だったため

父も、もう病院なんて行かない!っという気持ちになっていたのですが

その後も、あまりにも痛がるので、もしかしたら

胃に原因があるのではなくて、他の臓器に異常があって

その痛みが飛び火して、胃に痛みが生じてきているのか?と想い

近くにある市民病院に検査入院できるようなら

そうした方が良いのかと思って、父に提案したところ

待合室で座って待っていれる状態じゃないから嫌だと言い出し

でも、すぐに検査入院できる形で、待たなくてすむようなら

そうして欲しいから、まずは私と母で病院に行って

窓口で聞いてきてほしいと言うので行って聞いてきたんです。

 

そして病院の窓口で聞いたところ

やはり、一度は父自身が診察を受けてからではないと

検査入院が必要かどうかを決めることはできないので

(そりゃ当然ですよね)

それ以外で検査を希望するようであれば

人間ドックの方が良いとパンフレットを渡され勧められたので

一旦、帰宅してから父に説明をしたら

人間ドックを受ける方向で納得したので

さっそく人間ドックセンターに問い合わせてみたところ

これが8月以降じゃないと予約が入れられない状況だったため

その時点で、父がそれまで待てないということで

人間ドックで検査する件も却下されてしまったんです。

 

だったら、後はどうする?

っと話し合ったら、父はもう我慢するっと決めたようでね。

相変わらず、父の気持ちは瞬時にコロコロ変わります。

 

 

でも、その日、ちょうど精神科の方で薬を貰いに行くことになっていて

姉の旦那さんが仕事の合間に車で送迎してくれることになったので

当初は母と私が2人で精神科に行く予定になっていたのですが

急に、父が自分も行くと言い出して

(さんざ動けないっと言っていた父でしたけれど

何か思うことがあったのか?シャキっとして身支度を整え始め)

父も一緒に病院に行くことになったんです。

そして

診察を受ける際に、私に診察室に同行してほしいと言うので

一緒に医師の話を聞いていたのですが…。

その医師というのが、私から見ると

患者と目を合わせることもなく事務的な対応で

何か質問をしても

「歳だから仕方ない」「気にしても仕方ない」

っと言うだけで、何のアドバイスもしてくれない医師だったので

不信感しか湧かなかったんですね。

 

精神科医なのに、この対応の仕方は何なんだ?

っと思っちゃったんですけれど…。

私が以前、通院していた精神科の医師は

納得いくようにキチンと説明してくれたのに

ここの病院の医者はダメだっと感じたんです。

 

よくよく見てると

1人あたりの患者さんを診る時間も2~3分だったりして

ただ、さっさと片づけているようにしか思えなかったんですよね。

なので父に「あの対応の仕方で納得できたの?」っと聞いてみたら

父は、妙に素直になって、ただ頷いているだけでした。

私としては腑に落ちない点が色々あったのですが

父自身が納得して安心できたのであれば

それで良いのだと想い、それ以上どうこうしようとするのもやめました。

 

 

でも、父の中でスッキリしたようで

心なしか父は元気になって、何か吹っ切れたように見受けられました。

 

そして帰宅した後、3人とも疲れてしまって

そのまま昼寝した後、夕飯を食べながら

また色々と話をしたんです。

 

すると、胃の痛みも落ち着いていて、冷静になっていることもあり

父はリラックスした表情で

胃の痛みは自律神経の乱れからきているとわかっている

っと話し出したんです。

そのことは、私も以前から父と話してきていた内容でしたけれど

いざ、また痛みが強くなってくると

気が動転して落ち着かなくなってしまい、もがいてしまって

感情のコントロールも出来なくなってしまうようでね。

そういうことを全て、自覚できているようでした。

 

ただ、今までも、そんな風に父の気持ちが落ち着いた後に

またすぐに症状がぶり返して、堂々巡りになっていたので

母も私も、そこで安心しきってはいれない面もあったんです。

 

なので、次また痛いからっと騒ぎ始めた時には

父自身も一緒に病院に行かないとダメだよということだけ伝えたんです。

行こうと思えば、動ける体なんだからと。

 

父も今の時点では、痛みが起きる間隔が少しずつ空いてきているので

自律神経の乱れが戻りつつあるのかもしれないと思っているようで

以前より前向きにはなってくれているんですけれどね。

 

そして、いつもは塞ぎ込んでいるため口数も少なくなっていたのですが

その日は、やたら饒舌になっていて、話をしていて楽しそうだったんです

元気に話せているというだけでも

前進できているということなんだろうなっと思えたので

このまま前向きな気持ちをキープしてもらえていたら良いな

っと感じました。

 

その他に、父は母と2人で話をしている時よりも

同じように自律神経失調症を患い

精神疾患についてもわかっていて理解している

私が間に入って会話することで

気持ちが和らぐということもあるようでした。

母が父の我儘に翻弄されて看病疲れすることもわかっているようで

そんな母の話し相手になるために

出来るだけ実家に顔を出してほしいとも、お願いされました。

冷静な時は、そこまでちゃんとわかっている父なんですよね。

 

まだまだ、長いトンネルの中にいて

そこを抜け出せるまで、どのくらいかかるかわからないですけれど

少しずつでも良い方向に向かうことが出来て

父が心底穏やかな気持ちで暮らせる日が来ることを願うばかりです。 

 

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