ON THE ROAD~プチひきこもりの明日に架ける橋

バツ2の私が経験を元に、色々綴っています

70~80年代に発売されたお気に入りの少女漫画(有吉京子「SWAN」・一条ゆかり「砂の城」・池田理代子「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」・大和和紀「はいからさんが通る」「あさきゆめみし」・美内すずえ「ガラスの仮面」・萩尾望都「ポーの一族」)

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さて今日は、前回予告で言ってたように

「昔、大好きで読んでた少女漫画」について

簡単に、ずら~っと並べていこうと思ってるんだ(o^▽^o)

 

その前に…。

何で、遠い昔に好きで読んでた少女漫画の話なんかを

需要もないのに、今更取り上げようとしたかって言うとね。

 

先日、姉から「日中友好作品・舞劇【朱鷺】のチケットがゲットできたから

一緒に観に行かない?」って誘われて

来月半ばに、そのバレエを観に行く事になって

バレエ繋がりと言う事もあってか?

若い頃に、その世界観に魅了されて読みふけっていた

漫画・有吉京子の『SWAN』って言う

バレリーナ達の生き様を描いた作品を思い出したからだったんだ。

 

ちなみに、その舞劇(バレエ)【朱鷺】って言うのが☟これでさ。

 

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画像引用元➡

china.min-on.or.jp

 

 

生のバレエの舞台って、一度くらいは観てみたいと思ってはいたけど

なかなか、自らチケットを購入して観に行く機会ってなかったから

初めてそれを体感できるのかと思うと、胸が高揚するのと同時に

昔、漫画『SWAN』を読みながらワクワクした記憶も蘇ってきたんだよね。

 

そしたら『SWAN』の他にも、胸をときめかせたりしながら

没頭して読んでた漫画が、色々あったなぁって思い出されてきて

当時の想いに心馳せたら、それを何かに残しておきたくなって

それでブログの記事にしちゃおう!って思ったわけ( ̄∀ ̄*)イヒッ

 

漫画ってさ。

今の漫画も新しさがあって面白いんだけど

昔の漫画も、今の時代には出せないカラーがあって

あの時代だからこそ、生み出せた物語だったんだろうなぁ

って思うと貴重だったりして

たまに掘り起こす事も必要なんじゃないかなって思うんだよね。

 

めちゃめちゃ悲恋ものとか、情熱的で一途で真っ直ぐな想いとか

今の時代じゃ、流行らないんだろうけど

そういった、ちょっと時代錯誤に感じられちゃうところに

良い意味での愁いを感じられて、それが魅力だったりしてさ。

 

って前置きが長くなっちゃったので、そろそろ行きましょか~。

(*゚▽゚)*゚▽゚)ノ<GOーーー❣❣

 

有吉京子『SWAN』

 

新装版 Swan―白鳥 全14巻完結セット (プリンセスコミックスデラックス)

新装版 Swan―白鳥 全14巻完結セット (プリンセスコミックスデラックス)

  • 作者:有吉 京子
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 1992/06/01
  • メディア: 新書
 

 

物語のおおまかなあらすじは…。

 

元プリマドンナの母を持つ北海道から上京してきた苦学生の15歳の少女・聖真澄が、ひょんな事から一流バレリーナを目指すチャンスを手にして、徐々に才能を開花していき、途中でスランプに陥りながらも強敵を倒していき、トップの座に輝くまでのサクセスストーリー。

 

 

持たざる者であった恵まれない環境にいた少女・真澄が

最初は場違いだと、周囲にバカにされながらも

努力する中で実力を発揮していって、才能を開花させていくって言うのが

応援したくなる要素でもあって良かったんだよね。

それまで真澄の事を揶揄してきた人達を見返してやったぜ!

って読者としては思うんだけど(笑)

当の真澄は、どこまでも謙虚だったりするから

そういう謙虚さが、また好感持てて良かったんだろうなぁって思うけど。

 

で、どんなに完璧だと思えるバレリーナであろうとも

いつも大きなプレッシャーを抱えていて

ちょっとした心の動揺があると、それが踊りに表れてしまって

少しのミスが、その後の活躍に影響してしまうだとか

そういったギリギリの状態の中で、必死でバレエと言う世界にしがみ付く

バレリーナ達のそれぞれの人生が描かれていて感動するんだよね。

 

バレエって踊りだけじゃなくて

その役柄を自分なりに解釈して、演じなきゃいけないって言うのもあるから

ダンサー兼アクターorアクトレスでもあって

Wの力量を求められるのが大変そうだなって思ったものだった。

 

踊るシーンの模写が、また丁寧に描かれていて

息をのむような美しさだったんだわ。

下手したら、息遣いまでもが伝わってくるようなさ。

そんな風な絵を描けるって言うのも凄いよね!

 

それと、ちゃんとロマンスも合間合間に描かれてるから

バレエの事だけじゃないから、楽しめるんだ(・∀・)Good!!

なんてったって、少女漫画にはロマンスの要素は外せないからね(笑)

 

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って、こんなペースで書いていくと

タイトルに掲げた漫画を全部取り上げきれないから(A´・ω・)アセアセ💦

もっと、短くまとめていこうと思うんだけど。

 

その前に、私が一番大好きな漫画

今まで、これを超えるものがないと思えるくらい好きな漫画があるから

それについて、少し長めに語らせてもらおう(*^m^*) ムフッ

 

一条ゆかり『砂の城』

 

[まとめ買い] 砂の城

[まとめ買い] 砂の城

  • メディア: Kindle版
 

 

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おおまかなあらすじは…。

 

裕福な家庭に生まれたナタリーと、彼女の誕生日に屋敷の前に捨てられたフランシスは、兄妹同然に育てられ、やがて2人は惹かれ合う。

はじめは強く2人の交際に反対していたナタリーの父親も交際を公認するが、3年にわたって家を離れて学業を修めたフランシスの帰省直後、両親2人が事故で帰らぬ人となる。

後を任された伯母の強硬な反対に2人は死を決意し、絶壁から飛び降りてしまう。

 

奇跡的に救助されたナタリーが、行方不明となったフランシスの面影を胸に学生生活を送っていたある日、彼を見かけたとの噂を聞く。

ナタリーが訪ねてみると、記憶をなくしたフランシスは結婚し、男の子が生まれていた。

フランシスはナタリーを見て記憶を取り戻すが、その直後に交通事故で帰らぬ人となり、彼の妻も後を追う。

 

残された子に「フランシス」という名前をつけて引き取るナタリー。

やがて、青春時代を迎えたフランシスはナタリーを意識し始め、そしてナタリーもまたフランシスに惹かれていくが…。

 

最後には、せっかく身ごもった子供も流産をして、高熱を出して亡くなるナタリーの波乱な人生と悲恋続きの生涯を描いたラブストーリー。

 

 

切ないくらいに悲恋な物語で

ここら辺で、もう幸福にしてあげてよ~って

思えてきちゃうくらい悲しいラブストーリー。

愛する者どうしが身分の差や、歳の差で引き裂かれる設定だとか

ヒロインを襲う不幸の連続だとか

最後にはヒロインが病気で死んじゃうとか

少女漫画の王道路線で、ありふれてると言えばありふれてるんだけどさ。

 

でも。

人の人生は【砂の城】なんだ。

って言う作品のテーマに、あれこれ考えさせられたんだよね。

 

ヒロイン・ナタリーのセリフの中に

《人生なんて砂の城のようなものかもしれないわね。

作っても作っても、いつの間にか波がさらってしまう。

いつも同じ事の繰返し。

誰もが、そうして歳を取っていく》

って言うセリフが出てくるんだけど

やたら、そのセリフが心に残って、ずっと忘れられないでいたんだ。

 

確かに、砂の城って波から離れた安全な場所にある乾いた砂だと作れない。

かと言って、砂の湿った波うち際で作ると波に崩されてしまう。

皮肉な【城】だなって思うよね。

でも、人生ってそんな風に皮肉の連続だったり

安全な場所でだけで築いていけるものでもないから

まさに砂の城そのものだなって思ったりしたんだ。

 

人生、経験や年輪を積んでいくうちに

砂の城の意味がわかるようになっていって

単なる悲恋のラブストーリーって言う訳じゃない作品だなぁって思って

尚更、この漫画が好きになった感じだったんだよねo(*^▽^*)o

 

そうそう、この漫画は10年くらい前だったかにドラマ化されて

舞台設定は日本だけど(笑)

大場久美子さんと佐藤アツヒロさん主演で、昼ドラで放送されたんだよ。

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さて、ここからは、本当にちょっとだけピックアップしてく感じ( ̄∀ ̄)ニヤリ

 

池田理代子『ベルサイユのばら』

 

ベルサイユのばら コミック 全10巻完結セット (マーガレット・コミックス)

ベルサイユのばら コミック 全10巻完結セット (マーガレット・コミックス)

  • 作者:池田 理代子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1974/05/20
  • メディア: コミック
 

 

これは流行ったよねぇ。

私が小学校3~4年くらいの頃だったかな。

宝塚でも上演されたし、知らない人はいないだろ?って感じだよね。

 

オスカルやアンドレとかは架空の人物だったけど

それ以外は、ほぼ史実を元に描いてるから

フランスの歴史を、この漫画で知れたとこあったっけなぁ。

 

最初のうちは、ゴージャスな王室の世界に憧れたりしたけど

実態は、そんな絵空事を思い浮かべていれる世界でもなく

フランス革命が起きた頃の出来事だから

パリの街なんて華やかじゃなかったし、逆に治安悪くて

王室の贅沢三昧な暮らしと民衆のひもじい暮らしとの激しい貧富の差に

小学生ながらに、ザワツク気分になって感じるものがあったよ。

 

最終的に、マリーアントワネットがギロチンの刑に遭うシーンは

かなり衝撃的だったけど…。

彼女も、ある意味、無知ゆえに被害者だったとこあるよね。

 

そして、池田理代子さんの作品と言えば…。

こちらも欠かせない!

 

池田理代子『オルフェウスの窓』

 

オルフェウスの窓 愛蔵版 コミック 全4巻完結セット (Chuko★comics)

オルフェウスの窓 愛蔵版 コミック 全4巻完結セット (Chuko★comics)

  • 作者:池田 理代子
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1988/04/20
  • メディア: 単行本
 

 

こちらは「ベルばら」よりも長編作って言うね(笑)

 

おおまかなあらすじは…。

 

『オルフェウスの窓』は、20世紀初頭のヨーロッパを背景に、第一次世界大戦やロシア革命といった史実を織り交ぜて、ドイツ・レーゲンスブルクの音楽学校で出会った3人の若者の運命を描く長編漫画である。

 

物語は大別すると4部から構成され、その舞台もレーゲンスブルクからオーストリアのウィーン、ロシアのサンクト・ペテルブルグ、またレーゲンスブルクへと変転する。

 

 

物語の発端は、音楽学校の裏庭の塔にある「オルフェウスの窓」っていう

「オルフェウスの窓」に立った男性が階下を見た時に

最初に視界に入った女性と必ず恋に落ちるけれど

その恋は必ず悲劇に終わるという窓

登場人物達が、それぞれに出会ってしまって、その名の通り悲劇に終わるんだけど

途中で、復讐劇があったり、戦争や革命の渦に巻き込まれながら

その中で生きる人間の全ての感情が描き出されてる物語って感じかな。

この世には善も悪もない、愛と憎しみは裏返しって言うのも痛感する作品。

 

ちなみに、ここに出てくる「オルフェウス」って言うのは

ギリシャ神話に出てくるオルフェウスの事

妻のエウリディケとの悲恋になぞらえて命名されてる設定なんだ。

 

漫画家って言うのは、色んな要素を物語に取り入れるよね。

歴史・美術・音楽・政治うんぬん

あらゆる知識ないと書けないし、それをまとめる能力ないと無理だし

絵は勿論の事、頭良くないと漫画家にはなれないって思うよね。

 

大和和紀『はいからさんが通る』

 

大和和紀画業50周年記念画集~彩~

大和和紀画業50周年記念画集~彩~

  • 作者:大和 和紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/03/29
  • メディア: 単行本
 

 

 

この漫画は、最初は姉が好きで買い揃えたんだよねぇ。

 

おおまかなあらすじは…。

 

大正時代を主舞台とし、設定年代当時の様々な民間風俗や漫画連載当時のサブカルチャーを由来としたギャグなどを取り混ぜながら

大正デモクラシー~シベリア出兵~関東大震災を駆け抜けて結ばれる「じゃじゃ馬娘の紅緒」と「青年将校・伊集院忍」や、それをとりまく人々の恋愛模様を描くラブコメディー。

 

 

大正時代を舞台にしてるんだけど「はいからさん」って言う通り

主人公・紅緒は時代の先端をいこうとしてる男勝りな女の子なんだよね。

女だけど積極的に社会進出していこうとしてる勇ましい女性でさ。

そんな紅緒が最初は嫌悪感を感じながらも

知らず知らずに好きになっちゃった

ハーフでイケメンのイイナズケである伊集院忍と

途中、シベリア出兵やら関東大震災で仲を引き裂かれながらも

最後にハッピーエンドで結ばれるっていうストーリーが良かったんだ。

 

ホント、ラブコメだから、ふんだんにギャグが取り入れられてて

爆笑しながら読める少女漫画って感じでさ。

で、紅緒のやる事なす事、ドジなんだけど痛快で見てて気持ちいいんだ。

そんな紅緒だから、やたらモテまくるしね(笑)

 

そうそう、これも実写化されて

南野陽子さんと阿部寛さん主演で映画化されたんだよね。

はいからさんが通る [DVD]

はいからさんが通る [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/07/21
  • メディア: DVD
 

 

この頃の阿部ちゃんは、まだモデルあがりの駆け出しの俳優で

演技も下手だったし、いい男役しかやってなかったから

演技に深みも感じられなくて、このままじゃ消えるだろうって言われてたっけ。

途中で、方向性を変えて良かったよね(*^-゚)vィェィ♪

今じゃ、個性派俳優で引く手あまただものね。

 

そして、大和和紀さんと言うと、こちらも見逃せない!

 

大和和紀『あさきゆめみし』 

 

青い鳥文庫「源氏物語あさきゆめみし」セット (講談社青い鳥文庫)

青い鳥文庫「源氏物語あさきゆめみし」セット (講談社青い鳥文庫)

 

 

こちらは平安時代の小説家・紫式部の『源氏物語』を漫画化したもので

色男で女ったらしの主人公・光源氏の数々のエピソードを描いた内容で

『源氏物語』の世界に、もう少し気軽に触れてみたいと思った時に

この漫画から入るとわかりやすくて良い感じかな。

私も歴史の授業で、さわりだけしか知らなかったけど

この漫画を読んで、初めて知った事がいっぱいあったよ(笑)

 

少し前に、中田敦彦さんも『源氏物語』の解説動画をアップしてたけど

中田さんの解説も、めちゃわかりやすくて面白かったしね(・∀・)Good!!

(ちなみに動画は8話まであるよ・笑)

 

youtu.be

 

美内すずえ『ガラスの仮面』

 

ガラスの仮面 1

ガラスの仮面 1

  • 作者:美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: プロダクションベルスタジオ
  • 発売日: 2018/11/22
  • メディア: Kindle版
 

 

これも大ヒットしたから、知らない人はいないんじゃないかな?

かなりの長編で、私も最後まで読めていないんだよね(〃'∇'〃)ゝエヘヘ

 

おおまかなあらすじは…。

 

平凡で貧しい家庭で育った一人の少女・北島マヤが眠れる芝居の才能を開花させ

かつて一世風靡して今や、どの女優もが憧れる伝説となった舞台『紅天女』の主役をつかみ取るようになるまで、成長していく過程を描いたストーリー。

 

 

これも、貧しい家庭で育って

何も取柄がない持たざる者だった主人公・マヤ

厳しい環境下で鍛錬されていくうちに

右に出る者はいないという程の演技力を培っていく。

そんな女優としてのサクセスストーリーで見応えあって面白かったなぁ。

 

読んでいて自分自身が芝居してる気分にさせてもらえたし

女優って事で、漫画の中には「奇跡の人」や「嵐が丘」って言う

名作を演じるシーンも出てくるから

その演技の仕方や、役に入る方法とか垣間見れたりして

この漫画の結末も楽しみだったんだけど

そういうプロセスにも興味が湧いた作品だったよ。

憑依型の女優がいるっていうのも、この漫画で知ったような気がする。

 

でもって、漫画の中に

わたし達はガラスのようにもろくてこわれやすい仮面をかぶって演技しているんだ
どんなに見事にその役になりきって、素晴らしい演技をしているつもりでも
どうにかすればすぐに壊れて素顔がのぞく
なんて危なっかしいんだろう…
このガラスの仮面をかぶりつづけられるかどうかで役者の才能が決まる…
そんな気がする…》

って言うセリフが出てきて、衝撃を受けた気分になったものだった。

 

それまでテレビとかで演技してる役者さん達を見ていて

【ガラスの仮面】を付けてるって言う発想なんて湧かなかったしね。

ある意味、カルチャーショックを受けたようだったんだよね。

 

そして、この漫画を読んで以来

社会人になってから、自分でも例えで使うようにはなったけど(笑)

私達は一般人だけど

人付き合いをする上で、建前で愛想を振る舞う時とかに

自分は、この【ガラスの仮面】を付けているんだろうなってさ(笑)

 

萩尾望都『ポーの一族』

 

ポーの一族 復刻版 コミック 全5巻完結セット (フラワーコミックス)

ポーの一族 復刻版 コミック 全5巻完結セット (フラワーコミックス)

  • 作者:萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/05/10
  • メディア: コミック
 

 

この漫画もインパクトの強い漫画だったなぁ。

自分の意志に反して吸血鬼にならざるを得なかった少年が

唯一、守り続けようとした妹に対する兄妹愛が切なく胸に響いた感じでさ。

 

おおまかなあらすじは…。

 

森の奥に捨てられた幼いエドガーとメリーベルは、老ハンナ・ポーに拾われて育てられるが、老ハンナとポー家の一族の人々は吸血鬼「バンパネラ」であった。

11歳のときに一族の秘密を知ったエドガーは、成人後に一族に加わることを約束させられ、その代わりにメリーベルを巻き添えにしないよう彼女を遠くの町に養女に出させる。

 

その後、エドガーが14歳になった時、成人までに一族の手から逃れようと画策した結果、正体を村人に見破られた老ハンナは胸に杭を打たれて消滅する。

しかし彼女の連れ合いで一族の最も濃い血をもつ大老(キング)ポーは、いやがるエドガーを無理やり一族に加え、エドガーは永遠に少年のままとなってしまう。

 

3年後、13歳になったメリーベルはバンパネラのエドガーと再会し、自ら一族に加わることを望む。

それから2人は一族のポーツネル男爵とその妻シーラを養父母として100年以上の時を過ごすが

4人の正体を知った医師によりメリーベルとシーラが消滅させられ、ポーツネル男爵もその後を追って消滅してしまう。

最愛の妹を失ったエドガーは絶望と悲しみに沈む中、新たにアラン・トワイライトを一族に加え、以後2人で100年近くの時を過ごすことになる。

しかし、その2人にも永遠の別れの時が訪れる。

 

 

妹・メリーベルを救いたいがゆえに一族に加わって

バンパネラにされてしまった兄・エドガーだったけど

最初の頃は、人の血を欲する自分を嫌悪して葛藤したり

自分が、もうバンパネラだからと腹をくくった後でも

永遠の少年で在り続けるがゆえの苦悩も手にしたり

いずれにしてもエドガーの孤独が、ひしひし伝わってきて切なかったんだ。

 

吸血鬼をテーマにした作品って

映画だとか他にも、色々あるけれど

この漫画ほど切なく感じたものってなかったように感じる。

 

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っと言う風に、好きな少女漫画8作品について

好き放題、長々と綴っちゃったけど(´^д^`)

知ってる漫画ってありましたかね?

私と同世代の女性なら「読んだ事あるある!」って言う人がいるかなぁ?

 

この中で、漫画本じたい手元にあるのは

『SWAN』『砂の城』『オルフェウスの窓』『ポーの一族』だけなんだけど💦

時間のある時に、もう一度ジックリ読み返してみたいなって思うんだ♬

 

では、また(o'∀'o)ノ★゚。+。☆

 

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