バラエティー番組「オレたちひょうきん族」
ここのところ、このカテゴリーではドラマの投稿が続いていたので
今回は、1番最初に取り上げた「水曜どうでしょう」のように
昔、お腹の底から笑えたバラエティー番組を、取り上げてみようと思います。
その番組は、私が中学3年生くらいの頃に、漫才ブームが到来して
沢山の芸人さん達が脚光を浴びるようになり、その流れから生まれた
「オレたちひょうきん族」というバラエティー番組でした。
フジテレビ開局50周年記念DVD オレたちひょうきん族 THE DVD 1981-1989
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2009/06/17
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 79回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
今、お笑いの世界のトップにいる「明石家さんまさん」や「北野たけしさん」たちが
一気に注目を浴びて、その人気に火がついた原点の番組と言っても、過言ではない番組だったと思います。
それまでは土曜日の夜というと、ドリフの「8時だよ!全員集合」を見ることが
当たり前のようになっていて、習慣になっていましたけれど
「オレたちひょうきん族」がスタートすると、その面白さはドリフのそれとは違って
新しい形の笑いというものを、お茶の間に届けてくれたので
自然と興味が「オレたち…」の方にそそられるようになりました。
登場してくるキャラが、インパクトの強いものが多かったですよね。
- 北野たけしさんが扮する「タケちゃんマン」「鬼瓦権造」
- 明石家さんまさんが扮する「ブラックデビル」「アミダばばぁ」「なんですかマン」「知っとるケ」「パーデンネン」「カスタネットマン」
- 安岡力也さんが扮する「ホタテマン」
- ヒップアップの島崎敏郎さん扮する「アダモステ」
- 片岡鶴太郎さん扮する「アヒルのピヨコちゃん」
などなど、他にも色んなキャラが登場しました。
どれもクセがあって、個性的なキャラで、印象深く記憶に残りましたよ(笑)
コントのコーナーも沢山ありましたね。
- 「タケちゃんマン」
- 「ひょうきんベストテン」
- 「ひょうきん歌謡大賞」
- 「漫才コーナー」
- 「ひょうきん絵描き歌」
- 「うなずきトリオ」
- 「ひょうきんニュース」
- 「のりおとにらめっこ」
- 「かまへんライダー」
- 「メロドラマ」
- 「ひょうきん懺悔室」
ここに挙げきれないくらい、色んなコーナーも生まれました。
「タケちゃんマン」なんて、筋書きがあってないような感じで(笑)
たけしさんとさんまさんが、どんどん暴走することがおかしかったような気がします。
「ひょうきんベストテン」では
色んな芸人さんたちが、歌手のモノマネをして登場して
司会も歴代フジテレビのアナウンサーが務めていて
アナウンサーなのに、芸人並みの手荒な扱いをされて、イジられまくっていましたしね(*^▽^*)
山村美智子アナ・寺田恵理子アナ・長野智子アナたちが、体張って頑張ってましたよね(^-^)b
このコーナーで、中森明菜ちゃんのモノマネをして、その後人気が出たのが
可愛かずみさんでした。
片岡鶴太郎さんは、今より太っていてマッチ(近藤真彦さん)のモノマネを、よくやっていて
コント赤信号は、シャネルズやシブがき隊を。
ヒップアップは、イモ欽トリオを。
みな、似てるんだか似ていないんだか、よくわからないモノマネでしたけれどね!(笑)
それでも、やたら面白かったことを覚えています。
全体を通してスピード感のある番組で、次から次に新しい笑いを提供してくれていたことが
視聴者を飽きさせない要素で、時代の波に乗った番組だったんだろうなっと思います。
まぁ、どんな番組であっても、時が過ぎれば衰退の道を辿るので、この番組も8年後には終了してしまいましたけれど…。
でも、ここから人気者になった「さんまさん」のトークは、昔も面白かったですけれど
今も多くの番組のMCを務められていて、そのどれもが面白いので、笑いのトークの才能が素晴らしいなって感じます。
プロとしての探求心が凄いですよね。
彼の番組にゲスト出演された無名のタレントさんなどは
さんまさんに個性を引き延ばしてもらうことで、面白さが全面に出てきて売れていきますしね。
そんな「さんまさん」の現在の姿を見ていて
たまに「昔はブラックデビルやってた人だったのになぁ~」っと懐かしく思い出す時があります(笑)
もう一度、見れるものなら見たい番組の1つになっています(*^_^*)