ON THE ROAD~プチひきこもりの明日に架ける橋

バツ2の私が経験を元に、色々綴っています

人間交差点「求人広告で結局何を募集していたのか!?最後には夜逃げした工務店の社長A」

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今までに私が遭遇した「特殊なタイプの人々」について

振り返って綴っているこのコーナー。

久しぶりの更新になってしまいましたが。

これまで「少年A」と「女狐A」にスポットを当ててきました。

 

bluesky-18-tt.hatenablog.com

bluesky-18-tt.hatenablog.com

 

2人とも、慎ましさや謙虚さを失くした時代の申し子の代表みたいに

一定の水準を超えていて個性的な人物でしたけれど

今回も、なかなかの曲者でした。

 

その曲者に出会ったのは、私が32~33くらいの頃だったかなぁ。

 

最初の離婚をした後からやっていた水商売は

お酒で体に負担もかかるということもあって

当時は、その時の家計の状況に合わせて

昼の仕事をしたり、水商売に戻ってみたりを繰り返していたんですね。

 

ちょうど、昼の仕事に移ろうとした時期に

近所の工務店で事務員を募集しているのを

求人広告で見つけたので、すぐ問い合わせをして面接を受けたんです。

 

そこに居たのが、今回の主役の工務店の社長A」

 

その工務店というのは、社長1人と事務員1人という小さな会社

建売り住宅の建築を不動産屋さんから受注したら

それを下請け会社に依頼して運営している会社でした。

 

今まで勤務していた事務員さんが、家庭の事情で辞めるとのことで

新しい事務員を募集したようなんですが。

 

面接の際に給与や待遇について話していると

パートの扱いだけど時給制ではなく手取りで15万くれることと

仕事内容の中に、設計事務所に設計書を取りに行ったり

取引先の不動産屋さんへの使い事もあるため

車での移動も多くなるので、ガソリン代を支給する代わりに

普段の生活でも使用しても良いとのことで

ガソリンスタンドの支払カードを持たせてくれて

いつでも補給して良いという

その上に社長が現場に出ている時など

自分の業務が一段落したら、何をしていてもいいという

聞いていて何だか美味しすぎる話だったんですよね(;^ω^A

 

前任の事務員さんも

事務所で趣味の書道とかやったりもしてたそうで…Σ(゚∀゚ノ)

奇妙な会社だなっと感じていたのですが

面接を終えて帰宅すると、すぐに社長から連絡がきて

「採用するので明日から来てほしい」っと言われたので

他に仕事も決まっていないし、とりあえずいっかぁ~

っと思って、その工務店で勤務することに決めたんです。

 

それが間違いの始まりだったのかもしれない!!(笑)

 

 

そして入社してから1カ月間は

仕事の引継ぎもあったので、前任の事務員さんも居てくれて

不動産取引にまつわる基本の事務作業から

関わっている設計事務所や不動産屋さんの場所や

法務局での様々な手続きの仕方など教えてもらったりしていたんです。

 

その間に、よく社長Aは雑談が多い人だなっと感じたりしてたんですよ。

しかも自分はどれだけ、お金を持っているだとか

高級なものにしか手を出さないだとか

若い頃からモテて仕方ないとか←どう見ても、そうは思えなかったけど

 

そういう、くだらない自慢話ばかり( ̄へ ̄|||) ウーム

 

で、やたら昼ご飯を食べるだけなのに

遠くまで出掛けようとするんです。

仕事してるよりも、ご飯を食べに出掛けてる時間の方が多くないかい?

っていう印象。

 

実際に社長が現場に出て動いたりするのは夕方からが多かったりして

日中、事務員がいる時は、ずーっと喋ってるから

逆に、こっちの仕事がはかどらなくなって迷惑だ!っという。

 

でも、まだ前任の事務員さんが居てくれていた頃は良かったんですけど

居なくなった後から、雲行きが怪しくなっていって…。

 

ある日、突然

「うちの会社で働いている以上、安っぽい車に乗られていたら困る」

っと訳のわからぬ理屈を並べられて

「もう新しい車は買ったから、君の名義にするから

明日手続きに必要な書類を持ってきなさい」

っと強引に指示をされ

それでも

「車なんて買ってもらったりしたら

余計な恩を受けるようで、やりづらくなるので困ります」っと断ると

 「俺は、そんな小さい人間じゃない

たとえ車を君に渡した後、君がすぐやめたとしても

その時になって車を返せだなんていう男なんかじゃない

男が一度言ったことに二言はない」

っと自信満々に語り出し

「それに、もう買っちゃったんだから言う通りにしなさい。

悪いようにはしないから」

っと言う有様で

 

もうキモイし、不気味なんですけどーー!

っと、その日あたりから

私の中で社長Aを拒絶する気持ちが強くなっていったんですよ

 

さりとて、仕事を続けないわけにもいかないので

車も、それまで自分が乗っていた車と交換して

社長Aにあてがわれた車を乗っていたんですけどね。

 

そうこうしているうちに

今度は、Eメールのやり方や送る練習をしたいからと言われて

ガラケーでEメールが主流になっていた頃だったんです)

仕方なく、その相手をしてあげてたんですけど

 

徐々に夜な夜な、メールが送られてくるようになり…。

いやいや、もう寝てたし、起こすなよ!って感じ(ーー゛)

 

その内容も「ある女に言い寄られて困ってるんだよなぁ~

その女と話してても食事してても、全然楽しくないし

誰かさんとの食事なら、凄く楽しいのにねぇ~

何でだろうねぇ~」

っと、背筋がゾっとしてくるくらい

キモイ内容になっていき

翌日、会社で会った時にメールについて触れられても

気付きませんでしたとスルーしたりしてたんです。

 

すると、ある時

昼休みの時間帯だし良いかと思って

昼ご飯を食べに隣の県まで向かう社長Aの運転する車の中で

当時付き合っていた彼から電話がかかってきたので

その電話に出たんですよ。

 

そうしたら、電話を切った後に社長Aは

「君には昼休憩なんてないんだから

勝手に私用の電話に出ないでくれ

子供達から、急な連絡が入ったりしても

事務所の電話は留守電にして俺の携帯に転送できるようにしてあるんだし

そういう心配はいらないんだから、今後禁止する」

っと言い出したんです。

 

何だ?そのルール???

 

もう、社長A都合の言いがかりでしかなく

そこまで従業員の自由を奪うのって

もう、会社を私物化しすぎてますよね。

私は社長Aの話し相手や

昼ご飯に付き合うために雇われてる

っと言うのが正解っという状況でした。

 

昼ご飯を食べている最中でも

昼間から、お酒も勧めてくるので

「仕事中ですから、お酒は控えたいです」

っと言うと

「そんな堅い事は言わずに、付き合いなさい」とか言うしね。

言ってることメチャクチャ。

 

 

会社の資金繰りを見ていても

下請けさんへの支払を、約束手形で払っているものもあったんですけど

期日がきて、その手形が口座から落ちる分のお金の工面を

怪しい消費者金融で借りたりしているところもあり

いつも、その消費者金融への返済も出来るか出来ないか

ギリギリだったりしたのも、徐々に見えてきて

 

 

突如、何の根拠もなく彼氏とも別れなさいと言い出すし

もう、いい加減、ここに居続けるのは限界だ

何のメリットもないと感じて

適当に通用する理由を考えて、退職したい旨を伝えたら

あれだけ大きなことを言っていた社長Aだったのに

「辞めるんだったら、車は返してくれ」

 っと男気のない事を、やはり言い出したので(笑)

「それは構わないけど、私の車は返して下さい」

っと当然言ったんですけどね。

勝手に交換されて、こっちも車ないと困るし(-_-メ)

 

すると

「もう、君のあの車は、とっくに廃車しちゃってないよ

でも、俺も鬼じゃないし、代わりの車はあげるから」

っと言って

私が当初持っていた車よりも、ボロイ車を差し出してきたんです!

 

もう、怒りが湧いてきてメラメラしてきちゃいましたけど

どう足掻いたところで

社長Aは、裏社会の不動産屋さんとの繋がりもあったので

勝ち目もないと想い、そのまま引き下がるしかありませんでした。

 

でも、代わりにくれた車に一応車検が2年付いてたので

それを下取りに出して、自分好みの中古車を買って

乗り換えちゃったんですけどね(`・ω・´)b

 

 

そういえば、その工務店を辞める時

最後に社長Aがほざいたセリフというのが

「俺と結婚する?」で。

 

その数日前に市役所に行って婚姻届をもらってきてほしいと頼まれ

何やら婚約者がいると言い出していて

戯言も休み休み言えよ!っと思っていたんですけど

 

最後に、そんなセリフを吐いたので気味悪かったんですよΣ(゚д゚|||)

知らない間に、勝手に婚姻届とか出す手段とか知ってるんじゃないか?

っとアレコレ考えちゃったくらい(A´・ω・)フキフキ

私の戸籍、勝手に変わってないだろうな?って

マジで心配しちゃいましたもん(笑)

 

 

そんな風に胸糞わるい想いをしたなぁーっと思いつつ

次に進まねばならぬと想い、また就活して

確か短期の仕事でクロ🐈の引っ越しセンターの事務の仕事があったので

それをやったのちに

前回このコーナーに出てきた

レンタルモップの集配の仕事に就いたんだっけっかな。

 

 

 

そして、それから数年した後。

風の噂で耳に入ってきたんですけど

どうやら、とうとうその社長も資金繰りが上手くいかなくなって

最後の方には手抜きして、欠陥住宅を作りまくって

消費者金融への返済も出来なくなり

夜逃げしちゃったようでした。

 

そんな欠陥住宅を買ってしまって

住んでから欠陥がアチコチ見つかって

大変な目にあったお客さん達も気の毒だなって感じたんですけどねぇ。

 

でも、社長Aには天罰がくだったんだ。ざまぁみろ!

って思ってしまいましたよ( ̄∀ ̄*)イヒッ

 

 

まったく、求人広告を使って職権乱用して

全て私物化しているような人でしたけれど

そういう人、ここまで酷くなくても個人事業主の中にはいますよね💦

それ以降、せめて社長1人事務員1人という会社は選ばないようにしようと

教訓にもなった出来事でした。

 

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