ON THE ROAD~プチひきこもりの明日に架ける橋

バツ2の私が経験を元に、色々綴っています

人間交差点「店の売り上げを盗んで持ち去ろうとした悪い男に操られていた少女A」

スポンサーリンク

f:id:bluesky-18-tt:20190713193513j:plain

 

様々な人間模様について綴っているこのコーナー。

振り返ると、ホントに十人十色で、色んな人生あるなぁって思います。

 

これまで取り上げてきたのは

「野心家の少年」「あざとき女狐」「夜逃げした社長」でしたが。

 

bluesky-18-tt.hatenablog.com

bluesky-18-tt.hatenablog.com

bluesky-18-tt.hatenablog.com

 

今回は、大人の社会の悪巧みに

いいように使われて操られていた少女Aの話。

 

その少女Aに私が初めて会ったのは

当時、私が勤務していたスナックでした。

 

そのスナックは、スナックでありながらもキャバクラのように

常時女の子を20人くらい在籍させていた店で

女の子の年齢層も幅広く

下は18から、上は40代までバランスよく揃えている店でした。

 

当時、私は再婚する前だったので36だったかなぁ?

そして、その少女Aは新しく入店してきた女の子

常連だったお客さんからの紹介で来た18歳の女の子でした。

 

性格は明るくて社交的で

若いのにお客さんの年代問わず、誰を相手にしても

シッカリとトークも出来て、キチンと仕事の出来る子でした。

 

 

若いとね。

比較的、人生の経験不足で、お客さんに話題を提供するよりも

話しかけられるのを待つだけだったりして

お客さんから

「どっちが客で接待してるのかわからねーな」

っと言われてしまうことも、しばしばあって

話題がないと

すぐにカラオケに逃げる子が多かったんですが

 

その少女Aは、その若さで色々経験を積んできてたんでしょうね。

その上に男性の歌を男声で歌える特技を持っていて

お客さん達を、おぉ~っとうならせて驚かせては

その場を盛り上げることも出来たので

すぐに他の女の子達とも打ち解けて、いい感じに働いてたんですよ。

 

ママも良い女の子を紹介してもらったなっと喜んでいたんですけどね。

 

 

そのお店は、ママが女の子どうしが仲良く働けて

皆が信頼しあって接客のプロとしてやっていけることを

常日頃、方針に掲げていたので、その輪が崩れないように

ママも女の子達も、一致団結してるところがあったんです。

 

まぁ、時にはいざこざもあったりしましたけど

それは、どこの会社でも女性が集まる職場では起きる出来事で

特別、スナックだから起きる問題でもなく

たかが知れている事だったので

ママが制すれば収まる出来事だったんですけれど。

 

でも、そういった問題では済まされない事

その少女Aは犯してしまったんです(×□×;)

 

 

それは

その少女Aが勤務し始めてから2週間くらいした頃だったのかなぁ?

 

いつも、店を閉める時間になったら、一斉にお客さんを帰して

皆で片づけをして、それが終わった後

その日の売上金を入れたバックを

チイママ的存在の女の子が、ママに渡して

ママは、それを手元に置きながら

終礼のように、皆で簡単なディスカッションしてから

「お疲れ様」をして帰るという流れだったんですね。

 

 

でもその日、帰り際に少女Aの取った行動

いつもと違っていたんです。

「おトイレに寄ってから帰りま~す」

っと言って、他の女の子達が帰った後にトイレに行ったんですよ。

 

ママは最後に店の鍵を閉めるので

少女Aがトイレから出てくるのを待ってました。

 

私は、その様子を目にしながら店を後にしたんですけど

店を出たと思ったら、すぐにママが

「青空、ちょっと待って!

皆を呼び戻して!」

っと叫ぶ声が聞こえたので

取り敢えず、帰ろうとしている皆を呼び戻して店に戻ったんです。

 

すると、ママが皆に向かって言うんです。

「皆を疑うようで悪いけど、売上金の入ったバックがなくなってるから

申し訳ないけど、皆バックの中身を見せてちょうだい」

 

そう言われて、皆も疑われるような事はしていないので

素直に、パッとバックを差し出して、ママに確認してもらったんです。

 

確認しても、バックはどこにも見当たらないため

皆で店中アチコチ探したんです。

で、誰かがトイレを探したら、そのバックが見つかって

ホッとしたのも束の間。

お札の方をまとめて入れておいた財布だけが見当たらなかったんです。

 

 

すると、そこで少女Aが何やら妙な動きをした事を

チイママ的存在の女の子が見逃さず

「あんた、今、何した?」っと言って

少女Aの胸元に手を突っ込んだんです!おぉ(゚ロ゚屮)屮

 

そしたら出てきました。出てきました。ママの財布が!

でも…。

財布の中身を確認したら、お金は入ってなくてね(○'ω'○)ん?

その少女Aも用意周到です。

念には念を押して、お金は抜き取って、どこかに隠したんでしょう。

 

その途端、20代前半で、ついこないだまで

現役でヤンキーやってました軍団の女の子達が

「信頼を裏切るような真似しやがってー!!」

っと叫びながら

少女Aをボッコボコにして、服を剥ぎ取っていったんですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

(♯`Д´)=○)゜з゜)

アウッ (。_°)☆O=(--メ)q パーンチ

ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ

 

そんな戦いを繰り広げた後、お札の束

少女Aのパンティーの股の部分から出てきまして(;^ω^A

それをママに渡すと

ママは持っていた空の財布で、少女Aの頬を往復ビンタして

「ふざけやがって!サッサと消え失せろ!」

っと吐き捨てたんです。

 

少女Aは泣きながら、剥がされた服を体にひっかけたまま

逃げ去って行ったんですけどね ε”ε”ε”ε”(ノ´・д・)ノ

 

でも、少し落ち着いてから

少女Aを紹介してきた客も怪しいと睨んで

ママが、そのお客さんに電話したところ

連絡が取れない状態になっていたので

そこで、最初から、そのお客さんが計画し指図して

少女Aにやらせたことだったと言うことに気付いたんです(`・ω・´)b

 

その後も、他の情報網を使って

そのお客さんの居場所なども探したようですけれど

もうすでに、少女Aと一緒に、その界隈からは姿を消していて

誰も連絡がつかない状態になっていました。

 

 

少女Aの手口もね。

ママの手元にあった売上金を入れたバックを

皆が居る前で、パッと盗みかすめるような手際の良さ

手慣れていて、初犯じゃないだろうなっと思いました。

 

きっと、そういう生活を繰り返してきていて

色んなスナックを転々としながら、売上金を盗んでは

その都度、その男に操られて生きてきたんでしょうね。

そこから抜け出すことも出来ない気の毒な生き方で

可哀想な部分もあるんですけれど…。

 

その後、同じような時期に

その少女Aらの被害にあった店がいくつかあった事も

噂で耳に入ってきたんですけれど

売上金を奪われる前に阻止できたのは

私が勤務してたスナックだけだったようでした

 

ママも、すぐ気付いたのが良かったんでしょうけれど

お店の女の子達の連携プレイも利いたのもあったんでしょうね。

少々、乱暴ですけど( ̄∀ ̄*)イヒッ

 

 

余談ですが、このママに関しても

ビジネス上手で、男前なところもあり

「女かけこみ寺の和尚さん」みたいなところがあって

❝お世話になった人❞として

いずれ、このシリーズで取り上げたいと思っています(*^^*)

 

っということで

人間交差点・第四弾は、店の売上金を盗もうとした少女Aのお話でした。

 

スポンサーリンク