浜田省吾ヒストリー⑯ アルバム「My First Love」
さて、久しぶりの浜田省吾さんの歴史を振り返るコーナー。
先日、ライブ映像作品が発売されたということもあって
このコーナーの記事を検索して、見に来て下さる方々も多く
このブログに滞在して下さる時間も、平均時間3分となっていて
さっさとコンプリートの道へと急がねば、追いつかないなぁ💦
っと思って、筆を進めております(A´・ω・)アセアセ
バラード集やベスト盤やカバーアルバムについては
後回しにして、すっ飛ばしてきているので(笑)
残すところ、今回含めて、あと2作となってきています(*ˊᗜˋ*)
だから、これが終わるまでは死ねない!
いやいや、もとい。ブログ休止できない!(笑)
まっ、するつもりもないが( ̄∀ ̄)ニヤリ(笑)
で、16回目の今日は…。
アルバム「My First Love」
っと、その前に|ω・`)チラッ
先日、結月さん(id:yudukisakuta)から
「こんな内容だった歌のタイトルを教えて下さ~い」
っというご質問を頂いて、お答えしたところ
「近々、カラオケに行く予定があるので歌ってきま~す♬」
っと仰っていたんですけれどね(*'▽'*)b
そしたら昨夜、☟このようなコメントを頂いたんです(((o(♡´▽`♡)o)))
早速、歌われてこられたようで、しかも大トリに設定されたようで
その喜びが凄く伝わってきて
浜省バカなだけの私ですが、お役に立てて
とっても嬉しくなってしまったのです°˖✧◝(*゚▽゚*)◜✧˖°バンザイ
結月さん。
私の方こそ、ありがとうございました(o'∀'o)ノアリガトウ☆彡
そして、今回取り上げるアルバムは
また原点に戻って、自分の音楽を振り返りながら
新しいドアを開けるという「日常生活の光と影のワンシーンを切り取って
それぞれを対比させながら情景を描いている」
ようなアルバムになっています(○'ω'○)b
前作が、ちょっと遊び心を加えて
ラップやヒップホップに挑戦されていて、驚きもありましたけれど(笑)
それはそれで聞き慣れると、妙に馴染んできて心地よくなるというね。
で、今回の「My First Love」で要になっている曲というのが
「初恋」
省吾さんにとっての初恋って何?っと問われた時に
振り返ると、それは具体的な「人物」ではなくて
思春期の少年だった頃の自分が
ラジオのFENから流れてきた、いくつもの洋楽を耳にした時に
今までにない衝撃だったり、熱い想いが込み上げてきたそうで
自分の初恋は音楽だったんじゃないかと思ったようです。
そして、その洋楽を聞いた時に初めて
「自分が浜田という姓を持ち、省吾という名前であることを知った」
っと感じたようでね。
なんて詩的な感覚の人なんでしょう(人´∀`).☆.。.:*・
この音楽と出逢うために自分は生まれてきたんだという
自分自身の存在価値に気付いたっということなんでしょうね。
そういった想いを託した歌の内容になっています。
自伝的な歌でもあるかなぁ
※歌詞の詳細については☟こちら
「アメリカ生まれのRock'n Roll やっている俺は誰だ?」
自分を探した「J・BOY」in 1986
俺の初恋はRock'n Roll
そして今も夢中で追いかけてる
ドーナツ盤に刻まれた3分間の物語
少年と世界を繋いでた
俺の初恋はRock'n Roll
そして今も夢中で追いかけてる
続きまして、代表的な歌の1つでシングル盤としても発売しており
MVには友人でもある俳優の時任三郎さんも出演していて
ごく普通の家庭で、家族のために家族を守るために
毎日頑張って働いている父親の想いを歌っている曲があります。
「I am a father」
省吾さんは「これは父親の歌だけでなく家族の歌です」
っとライブのMCで語っていて、皆で合唱するんですけれどね。
子供のいない省吾さんなのに
ここまで父親の想いを理解していて
歌を書けるのも凄いなっと感じたものでした。
私は女ですけれど、子供達を守って生きていかなきゃ!
っという想いは同じだったので
この曲を聞いていると、励まされりしたものでしたo(*^▽^*)o
だから、家族皆の歌と省吾さんも言っているんだろうなっと。
※歌詞の詳細については☟こちら
傷付いてる暇なんかない 前だけ進む
スーパーマンじゃない ヒーローでもない
疲れ辿り着いた家 窓の明かり まるでダイヤモンド
I am a father
嘆いてる暇なんかない 命がけで守る
チャンピオンじゃない リーダーでもない
妻と今日一日を 無事に過ごせた事を祈ってる
I am a father
子供が幼く尋ねる「なぜ人は殺し合うの?」
抱き寄せ命の儚さに熱くなる胸の奥
かつて夢見る少年だったこの俺も今ではFather
※MVについては☟こちら
浜田省吾 『I am a father (ON THE ROAD 2005-2007 My First Love)』 - YouTube
そして、そして
ライブでも、かなりの頻度で歌われている曲。
「光と影の季節」
この曲は、人生には光と影があって
その中を生きてきて、栄光や挫折を味わいながら旅してきたけれど
いつだって、最後に想うことは大事な人のことであって
最終的には大事な人の元に戻ってくるんだよ
っというような内容を歌っています。
またライブ会場に、ファンの皆に会うために戻ってきたよ
っという意味も込めて歌われる歌だったりするかな。
※歌詞の詳細については☟こちら
同じくライブを盛り上げる曲で
普段は日々の仕事や暮らしの中で、格闘し続けているファンたちに
今日は、全て忘れてパ~っとやろうぜ~っという感じで
エールを送っている内容の曲があります。
「この夜に乾杯」
ファンを想って、ステージで生で音楽を届けることを重視している
それがよく伝わってくる曲だったりしますねぇ。
編集されてばかりのメディアを通したら伝わらないってことや
実態が、そこにあることの大切さを感じさせられます。
だから、この曲はCDで聞くよりもライブで聞く方が
一層、真意が伝わってくる曲だったりするかなぁ。
※歌詞の詳細は☟こちら
生きる意味なんて もう見つからなくても構わない
生きている喜びを感じていたいエブリィデイ
日々の暮らしが どんなものか知ってるぜ
俺も手をやいてら
今夜 吹き飛ばすんだ 両手挙げてWow-oh
ステージの上 最高級のバンド
全身でビート感じてくれ
この夜に乾杯!待ち焦がれたParty
人生に乾杯!この夜に乾杯!
お次は、ラブソングで
ちょっと切り口が普段と違って、セリフも入る曲。
「Thank you」
とある主人公の青年の幼馴染の女の子が大人になってから
ちょっと周囲の人達と違う生き方をしていて
世間から誤解されやすい生き方というのかな?
羽振りのいい生活をしていて、何やってるんだか如何わしく思われて
それで孤独になっているその幼馴染が、ある日自殺未遂しちゃうという
そんなストーリー。
でも、病院に親には連絡せずに
コッソリ呼び出してほしいと選んだ人というのが
主人公でもある青年だったっという。
そういった流れから
「君が、この世界に生きていることにThank you」
「なんで俺なのかわからないけれど
俺を頼りにして呼びだしてくれたことが嬉しかった」っという内容の曲。
※歌詞の詳細については☟こちら
そして、以前「音楽関連のカテゴリー」で取り上げた
「花火」
という曲が、このアルバムに収録されています。
身勝手な男の曲で、ある日ふと家族を置いて家出しちゃうっていう曲。
で、その後、家に戻るわけでもなく他の女性と人生歩んでるというね。
似たような不倫系の曲というと…。
「デスク越しの恋」
っという曲も収録されてあります。
何でしょう?
ある程度、婚姻生活が長くなってくると
やはり、こういう秘めた恋に惹かれやすくなるんでしょうかねぇ?
省吾さんは、それを代弁するかのように
結構、この手の曲を作ることが多いです(笑)
※歌詞の詳細については☟こちら
それとは打って変わって長年連れ添いあった夫婦が
奥さんに先立たれて、出会いからその後の人生を振り返る曲があって
聞いていると、こんな風に伴侶のこと想い続けて
その存在の大切さを感じられたら
どんなに良いんだろうなっと憧れる曲があります。
「君と歩いた道」
MVが、まるで映画のような造りになっていて
少年少女だった二人が、徐々に大人になっていき
最後には老人になり、先に奥さんの姿が消えてしまい
残されたお爺さんが、ふと遠くを見ながら物思いにふけって
その後、1本の道を歩いているという光景なんですけどね。
見ていてジーンとくるんです(゜-Å) ホロリ
大好きな曲の1つだったりします。
ライブ会場でも、大きなスクリーンにこのMVが流れるので
生歌を聞きながら見てると、尚更、感動しちゃってね。
名曲だなって感じます。
※歌詞の詳細については☟こちら
もし15のあの夏に戻って
そこからもう一度 やり直せたら
どんな人生送るだろう?
今よりも若く強い体 学んだ知恵活かして
曲がりくねった道を行こうと迷わない
だけど もし君とどこかですれ違って
出会うこともなくて愛されないのなら悲劇さ
もし15のあの夏に戻って
そこからもう一度 やり直せても
この人生を選ぶだろう
君と歩いた道をもう一度歩くだろう
アルバム収録曲は…。
- 光と影の季節
- この夜に乾杯
- 旅立ちの朝
- Thank you
- デスク越しの恋
- 誰かどこかで
- I am a father
- 花火
- 初恋
- 君と歩いた道
- ある晴れた夏の午後
このアルバムの中で私の好きな曲は…。
- 光と影の季節
- この夜に乾杯
- 旅立ちの朝
- Thank you
- I am a father
- 花火
- 初恋
- 君と歩いた道
- ある晴れた夏の午後
そして、このアルバムついて、オフィシャル・ウェブサイトで
☟こんな風に解説されています。
歌を書き、アルバムを作り始めて30年がたつ。
浜田省吾はアルバム制作のたびに、常に前作より優れたものにしたいと願い、自分自身に課すハードルのバーを高く設定し続けてきた。
だからこそ、彼の音楽キャリアの頂点ともいえる、世紀をまたぎ4年にわたるツアー"ON THE ROAD 2001"を終えさらにそのツアー中に制作したアルバム『SAVE OUR SHIP』を経て
「今までよりさらに優れた作品を作ることができるのか」
「ソングライターとして限界を意識する時期に来ているのでは」
と自問することもあったという。
しかし、そんな気持ちとは裏はらに、2004年に入り浜田省吾は「まるでゾーンに入ったかのごとく」一気に曲を書き上げた。
主人公である男たちの日々の中にある"光と影"、その一瞬一瞬を切り取った短編小説のようなアルバム。
短編小説でありながらその全ての楽曲が、一気に書き上げた勢いのまま空気を揺らし、聴く者にも“一気に聴きたい”思いを起こさせる全11曲である。
サウンドとしては、ひと言で言えば初心に帰るアルバム。作者はこう語る。
「実は俺には初恋の人と呼ぶにふさわしい女のコがいないんです。
それであるときふと思いました。
ひょっとしたら俺の初恋は1963年、10歳のときにラジオから流れるビートルズを聴いて大好きになった、あのときなのかもしれないって」
タイトルの『My First Love』には、そんな思いも込められているのだろう。
「ロックミュージックとは何か」「ロックをやっている日本人の自分のアイデンティティとはいったい何か」
などといったことを考える以前
彼が10代前半の頃R&Bやロックに夢中になった、その当時の素直で初々しい気持ちに帰る音になっている。
もちろん、60年代や70年代のフレーバーをふりまきつつ
その時代を回顧するノスタルジックな歌にはけっしてならないところが、浜田省吾の"現役性"である。
J.J.P(Jack Joseph Puig/グラミー最優秀楽曲賞を獲得したジョン・メイヤー『ドーターズ』のプロデューサー兼エンジニア)やクリス・ロード・アレジ(同じく最優秀ロックアルバム賞を獲得したグリーンデイ『American Idiot』のエンジニア)など世界でもトップのミキサーの協力も得て、そこにはまさに2005年の旬な音が展開されている。
引用元 https://shogo.r-s.co.jp/disco/album25.html
そのようなコンセプトで制作されたアルバム「My First Love」でしたが
一時期のギンギンのロックテイストとは異なって
全体を通して優しさが伝わってくるよう音造りだなっと感じます。
そして、省吾さんは、このアルバムを引っ提げて
また長いライブツアーをスタートさせるのですが…。
それから10年、新しいアルバムの発表がありませんでした(笑)
途中で映画の主題歌の制作をしたり
他の活動はしていたんですけれどね。
アルバムだけ、後回しになっていたようです(* ̄m ̄)プププ
そして、10年後に、久しぶりに発売したアルバムは
ファン待望のアルバムだったということもあり
やはり、いきなりオリコン1位を獲得して
何週かキープしていてね。
史上最年長アルバム売上1位獲得の座も掴んだんですよ(`・ω・´)b
当時、省吾さん62歳くらいだったと思いますけれど
凄すぎました!!
そのアルバムのお話については、次回に続きます(*^_^*)