令和だけど…思いっきり昭和なドラマ3作『青春ド真中!』『ゆうひが丘の総理大臣』『俺たちの勲章』
今まで、色々ドラマや映画について取り上げてきましたけれど
今回は、この令和の時代に!
思いっきり昭和なドラマを、3つ取り上げたいと思います(笑)
どれも中村雅俊さんが主演なんですけどねぇ。
特別、中村雅俊さんの大ファンだったというわけではなくて
当時やっていたドラマに、よく出演されていたんですよね。
私が、まだ小学生の頃に放送されていたものばかりで
1970年代の作品のオンパレードですけど(笑)
当時は青春ものが流行っていてね。
「青春ド真中!」と「ゆうひが丘の総理大臣」が学園もので
今の学園ドラマとは、だいぶテイストが違っていて
凄くホットで、和やかなムードが漂う内容だったんです。
取り上げている問題も、今の時代に比べたら
充分すぎるくらい平和で明るい!
そして「俺たちの勲章」は刑事ドラマで
松田優作さんと中村雅俊さんの二人が主演で
二人の凸凹コンビが、面白くて印象深く残っているんですよ。
とは言え、もうかなり昔のドラマなので、ハッキリ細かく覚えていません(笑)
ただ、その印象に残っている雰囲気がね。
思い出すと心がホッコリしてくるような感じなんです(*^^*)
「青春ド真中!」
ザックリとしたあらすじは…。
期間限定で修学院高校に赴任してきた産休補助教師、“バクダン”こと中原俊介(中村雅俊)を中心に物語が描かれる。
中村雅俊さんが扮する❝バクダン❞のキャラが「女好きで熱血漢」っていう
教師らしからぬ型にはまらずワイルドで自由な先生っというのが良かったんです。
生徒と一緒に悪戯までして、友達みたいなノリで付き合っていて
その姿が和気藹々としてて、見てて楽しかったんですよねぇ。
そして
同僚の教師で、弱々しくて頼りない教師❝ボーヤ❞を神田正輝さんが演じていて
神田正輝さん自身が俳優として新人の頃でもあったので
何だか新鮮でした。
演技は下手でしたけど(笑)
そのバクダンとボーヤの二人の関係性は
その後数年してヒットしたドラマ「教師びんびん物語」に出てくる
田原俊彦さんと野村宏伸さんの教師コンビとカブる感じです(*^^*)b
そうそう、マドンナ的な存在の女教師役を、あべ静江さんが演じていたんですけど
まぁ、これが綺麗で綺麗で、子供ながらウットリしながら見てたもんです。
最終回で、そのあべ静江さんが
「ソー・ロング。シー・ユー・アゲイン。グッバイ」
って言うんですけど、その英語だけ覚えちゃいましたよ(笑)
主題歌なども耳に焼き付いていて
作詞:松本隆 作曲:吉田拓郎 「青春試考」という曲でした。
70年代っぽくて、拓郎さんっぽい曲だったなぁ~。
「ゆうひが丘の総理大臣」
このドラマは、望月あきらさんが手掛けたコミックが原作だったようですけど
原作の舞台が中学校であったのに対して
テレビドラマ版は高校が舞台となっていて
登場人物の設定等、原作とは大きく異なり
タイトルと一部の設定を除き、ほぼ別作品となっていたようでした(笑)
別作品になるくらい原作って変えて良いもんなんですねぇ(笑)
内容は「青春ド真中!」と、ほぼほぼ一緒です。
中村雅俊さんの役のニックネームが❝総理❞になって
神田正輝さんの役のニックネームが❝モクレン❝になったくらいかな(笑)
生徒役で共通して出演していて有名なのは
井上純一さんと、藤谷美和子さんでしたねぇ。
っと言っても、今の若い人達は知りませんよね(苦笑)
そして主題歌もヒットしました!
作詞:山川啓介 作曲:筒美京平 「時代遅れの恋人たち」
その当時のヒットメーカーのような方々が作られた曲でした。
でも、個人的にはエンディング曲の「海を抱きしめて」が好きだったんです。
生まれてこなければ良かったなんて
心がつぶやく日は
人ごみに背を向け 会いに行くのさ
なつかしい海に
幼な児よりも ひたむきに
遠い名前を叫んで
汗ばむ心 潮風が洗うにまかせれば
いつのまにか生きることが
また好きになる僕だよ
この歌詞みたいにね。
ドラマのストーリーも、最後には
皆で海に向かって叫ぶ~~
それで全て気持ちはスッキリして、解決~
みたいな流れが、わかりやすくて良かったんです(笑)
もうそれだけで、青春しちゃってるなぁ~っていうのがね(*^^*)b
「俺たちの勲章」
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おおまかなあらすじは…。
横浜にある相模警察という架空の組織の本部捜査一係に所属する
中野祐二(松田優作)、五十嵐貴久(中村雅俊)という性格の異なる若手刑事コンビの活躍を中心に物語が展開される青春刑事ドラマ。
刑事コンビものの先駆け的作品。
「仲間意識」や「チームワーク」を重視した同時期の刑事ドラマとは異なり
主人公コンビが上司や先輩刑事から「厄介者」と侮蔑される孤立した存在として最終回まで描かれ続けていたことも特徴のひとつで
企画の狙いは「刑事ドラマと言いながら実は青春ドラマで、事件を解決する中で大人になっていく若者を描く作品だった」という 。
このドラマはねぇ。
もう松田優作さんの破天荒な刑事役が、やっぱり良かったんですよねぇ。
まさに組織の中にいたら、厄介者みたいなタイプで(笑)
中村雅俊さんは、ここでは、どちらかというとワイルドさには欠けていて
松田優作さん演じる刑事にアゴで使われては振り回される
ちょっぴりグズで、のろまなヘタレさんタイプ(笑)
その凸凹コンビが見てて面白かったんですよ~。
人情に弱くて、すぐ流されそうになる刑事と
率なく行動して、クールで情もなさそうに見えるけど心根は暖かい刑事
その対照的な二人が
コミカルだったりシリアスなストーリーを展開していくドラマでした。
主題歌がね。カッコ良くて、作曲は吉田拓郎さんでしたけど
トランザムというバンドのインストゥルメンタルだったんです。
↓この映像のキャスティングは「もしも版」らしい(笑)
そして、このドラマの挿入歌の「いつか街で会ったなら」も
個人的に好きだったんです。
どんな小学生だったんでしょう??(笑)
何気ない毎日が 風のように過ぎてゆく
この街で君と出会い
この街で君と過ごす
この街で夢を壊したことも
君は きっと忘れるだろう
それでも いつか
どこかの街で会ったなら
肩を叩いて 微笑みあおう
っということで、今回は
かな~り古いドラマを取り上げてしまいましたけど^_^;
昭和のドラマって、今思うと味がありますよねぇ。
クサイなぁ~って感じられちゃう要素も盛りだくさんなんですけど
技術的にも、今と比べると、ちゃちなんですけど
完璧すぎないところに
人間味や人間臭さを感じられて良かったなって思います(*^_^*)