【第五弾・浜崎あゆみ】70年代~90年代を代表する5人の歌姫たち(山口百恵・松田聖子・中森明菜・安室奈美恵・浜崎あゆみ)
しばらく間が空いてしまった「歌姫シリーズ」ですが
前回は、90年代にデビューした歌姫の1人である
安室奈美恵さんについて取り上げました。
アムラーというブームを巻き起こし、一世風靡した安室ちゃんでしたが
声の不調や、ステージで踊り続けることに対して体力の限界を感じ
「完璧な【安室奈美恵】を想い出としてファンに残したい」
という想いから、惜しまれつつも潔く引退してしまいました。
そんな風に覚悟を決めて芸能界から去っていった姿は
70年代を代表する歌姫だった山口百恵さんと被りますね。
そして、残されたのは、もう1人の歌姫でした。
90年代の歌姫
今回は、その安室ちゃんと何かにつけ比較されやすかった
90年代を代表するもう1人の歌姫である浜崎あゆみさんについて
その軌跡を辿っていこうと思います。
★浜崎あゆみ★
あゆの生い立ちも、少し複雑で
小さい頃に父親が蒸発したため、母子家庭で育つようになりました。
そういった事情もあり、いつも孤独な心を抱えていて
それは、あゆの書く歌詞に反映されてる部分もあったようです。
あゆが芸能界入りしたキッカケというのは…。
小学生の頃にモデル事務所からスカウトされて
最初は【浜崎くるみ】という名でモデルとして活動し始めました。
その後
サンミュージック(聖子ちゃんも所属していた事務所)を紹介され
1993年にドラマ『ツインズ教師』で女優としてデビューします。
まだ幼さが残ってる顔で、この時に長瀬智也さんと共演してるんですよね。
1994年には芸名を【浜崎あゆみ】に改名して
ドラマ『渚のシンドバッド』『未成年』『闇のパール・アイ』などに出演しました。
☟『闇のパール・アイ』
『未成年』は大好きなドラマだったので、私も見てましたけれど
今のあゆとは、全然印象が違いますね。
バレエを習っている女子高生という役柄で
清楚で可憐な聖少女という感じでした。
この頃は女優の仕事やグラビアの仕事をメインでやっていましたけれど
今、告白本「M」で話題になっている松浦勝人さんと出会ったことで
1996年にサンミュージックからエイベックスへ移籍して、歌手デビューへの準備に入っていくのです。
そして2年後、時機到来で
1998年4月に「poker face」で歌手デビューしました。
歌手としてデビューしてから注目度も上がり、徐々に人気が出始め…
3rdシングル「Trust」は大ヒットしましたよね(`・ω・´)b
1999年1月には1stアルバム「A Song for××」を発売するやいなや、オリコン1位を獲得して、ここからあゆの快進撃が始まるのでした。
音楽番組でも取り上げられる機会も多くなってきて
発売する曲は、全てヒットチャート入りするようになりました。
でも、まだこの頃は少し可愛い子ぶりっ子してるとこがありましたよねw
自分のことを「あゆ」と呼んでいたり、話し方もオットリしててね。
「TO BE」「Boys & Girls」「A」くらいまでは
爽やか路線ぽい雰囲気でしたが
10thシングル「appears」あたりから、派手になってきて
あゆ本来の姿が炸裂したような気がします(*^日^*)
個人的には、この曲が好きでカラオケで、よく歌ってました🎤♬
もうこの頃には、ファッションリーダー的存在にもなっていて
あゆのファッションやメイクなども、女性陣が真似してましたよね。
「女子高生のカリスマ」と呼ばれていて
ネイルアートや大きなサングラス、ヒョウ柄も流行りました!
そして、今、改めて真相が暴かれて問題作として着目されるようになった
19thシングル「M」を2000年12月に発売して、ミリオンセラーを達成しました。
この曲は、私もあゆの曲の中で1番好きな曲でした。
でもね。この頃って長瀬智也さんと付き合ってたんですよねぇ。
お揃いで肩にタトゥーも入れ合うくらいでしたしね。
その後、あゆの勢いは留まることを知らず
安室ちゃんも成し遂げることは出来なかった
レコード大賞3連覇を果たすのでした。
2001年に「Dearest」で受賞。
2002年に「Voyage」で受賞。
2003年に「No way to say」で受賞。
史上初の快挙でしたね。
そんな塩梅で順調に進んでいっているように思えましたけれど
2004年にエイベックスのお家騒動が勃発して
例の松浦勝人さんと経営陣が対立し
松浦さんが退社せざるを得ない状態になりましたが
そんな窮地を救ったのが、あゆだったりして
2人の密接な繋がりと絆を感じさせる騒動でした。
そうした中で
2007年に、あゆが内耳性突発難聴が悪化して、左耳の聴覚を完全に失ってしまったという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
歌手として聴覚を失うことは辛かったでしょうね。
そして、長瀬智也さんと別れた後あたりから
あゆのプライベートが、段々とおかしな方向に向かうんです。
男性遍歴がハンパなくなりましたね。
2011年に突然オーストリア出身の俳優と結婚したと思ったら
2012年には離婚してしまったり。
その後、バックダンサーを務めていた内山磨我さんとの熱愛が発覚すると、実は内山さんには妻子がいた事実が明るみに出て破局したり。
2013年には、今度はロサンゼルス在住の男性と婚約して
2014年に結婚したかと思えば
また2016年に離婚したりして。
短期間の間に結婚と離婚を繰り返しすぎてたんですよね。
歌手としてアジアにも進出したり、勢力的にライブ活動を開催するも
スキャンダルの方が話題になって注目浴びてしまう事が多くなり
ちょっと、そういう面が聖子ちゃんと被るようになりました。
東京の一等地や海外に家を構えたりして
ゴージャスな暮らしも目立っていましたが
歌よりも、そうい話題作りの方で、マスコミに取り上げられて
初期の頃のようなヒット曲も減っていった感じでしたよね。
そして近年では
2019年8月に自叙伝『M 愛すべきて』が発売され
そこには、あゆが歌手としてデビューするまでの経緯と共に
当時、お付き合いされてた松浦勝人さんとの恋愛模様も綴られていて
世間を騒がせることになりました。
これには業界内でも賛否両論の声が挙がってましたよね。
「M」は松浦さんのことを歌っている曲だと公表されて
「M」という曲に抱いていたイメージが変わってしまいましたしね。
そんなお騒がせした自叙伝『M愛すべき人がいて』ですが
売れ行きは好評で3.8万部売れたということもあり
2020年4月からドラマ化され、放送されることにもなりました。
現在、配役など誰が演じるかでも注目を集めています。
安室ちゃんが歌で勝負し続けた歌姫だったのに対して
あゆは、スキャンダルや話題作りを織り混ぜながら
イベントや新曲発売の告知に繋げる歌姫という印象がありますね。
2019年11月10日には
アニバーサリー・エディションアルバム「LOVEppears/appears-20thAnnivrsaryEdition-」が発売される予定です。
LOVEppears / appears -20th Anniversary Edition-(CD4枚組+DVD)(初回生産限定盤)
- アーティスト: 浜崎あゆみ
- 出版社/メーカー: avex trax
- 発売日: 2019/11/10
- メディア: CD
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このアルバムは
ダブルミリオンを記録した大ヒットアルバム「LOVEppears」と
30万枚限定で同時発売されたシングル「appears」の発売から20周年を記念したアルバムで
全曲をリマスタリングして、アルバムとシングルを1つにした構成のアルバムになっています。
スキャンダラスなあゆですが、今後どんな活躍をしてくれるのか?
ある意味、聖子ちゃん同様に
「ザ・エンターテイナー」だったりするので
それに徹している面ではプロだなっと感じます。
っということで、浜崎あゆみさんについてでした(*^-^*)
90年代を代表する歌姫というと、他に宇多田ヒカルさんもいますが
畑違いと言いますか、彼女はシンガーソングライターであり
アーティストの域に属する人なので別枠と言うことで除きました。
5回に分けて70年代・80年代・90年代を代表する
5人の歌姫について綴ってきましたけれど
いかがだったでしょうか?
懐かしく振り返って頂けていると嬉しいです(*^▽^*)
では、また(o'∀'o)ノ★゚。+。☆